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Flourish
Flourish (JUGEMレビュー »)
スパイラル・ライフ
スパイラルライフにとってとても重要な位置にある3rdアルバム「FLOURISH」。やっと世間に注目され始めたころではないだろうか。やはりこのアルバムが浮上してきたのはスパイラルライフの名曲であり代表曲とも言える「GARDEN」の存在が大きいと言える。一般に、スパイラルライフって言えば?=GARDENというイメージなのではないだろうか。当時ファッションバラエティー番組「浅草橋ヤング洋品店」でも使用された。USの油ぎった匂いがプンプンする荒いガレージっぽさと、車谷さんの描く全英詞が見事にマッチし、ギターポップからロックへ豪快にシフトチェンジして、完全に許容範囲をオーバーした初期衝動を放っている。

この作品でフルアルバムの3枚目を迎えるが、本人達から言わすとスパイラルライフ3部作の内の最終章らしい。アルバム名である「FLOURISH」とは「花が満開」ということで、ある意味それは「最頂点」であり、逆に終わりを告げているようにも解釈できる。1stや、2ndのように2人で作品を作り上げるというよりも、車谷さん、石田さんが独自の世界感を見せている感じもする。 車谷さんにとって「CHEEKY」と「NERO」は特別な思い入れのある曲のようだ。それは歌詞からもわかるように何の飾りもなく綴っていること。今まで二人称のテーマは少なかったので、ここまで深いく掘り下げた事に心境の変化も伺える。

クレジットを見てみると前回のミニアルバム「FREAKS OF GO GO SPECTATOR」でリミックスを担当した「RON SAINT GERMAIN」が今回も「MAYBE TRUE」、「HERSEE'S CHOCOLATE」の2曲をリミックス。原曲を損なわないバランス調整と言った程度のリミックス。

シングルのGARDENは、アルバム「FLOURISH」の約2ヶ月後にリリースされている。アルバムの反響が大きかったので、後からプレスしたようだ。

僕はスパイラルライフの中で、#4「I SAW THE LIGHT」が一番大好きな曲で毎晩遅くまで聴いてました。石田さん作詞作曲で、車谷さんのリードボーカルな曲にハズレはありません。石田さんが敬愛する「Todd Rundgren」にも名曲として同タイトルがあります。故に同タイトル名を付けた事に思い入れも強かったのではないかと勝手に推測してます。この曲を聴く度になぜか切なく寂しい気持ちになり、ついつい浸ってしまいます。詩は「人生は万華鏡のように一度足りとも同じところには戻らない」といった意味合いがあるらしい。

石田さんはスパイラルライフ以降のプロジェクトで何度か「I SAW THE LIGHT」「DANCE TO GOD」「STEP TO FAR」などセルフカバーを演奏してくれてます。

車谷さんも一度だけAIRの時に「GARDEN」をアコースティックで演奏してます。2005.09.18下北沢440(four forty) 「秋のとーべん祭り」で、当時スパイラルライフのベースをサポートしてくれた湯川とーべんさんに無理やり?唄わされてました。これが最初で最後のセルフカバーでした。

帯のコメント

始まりの終わりと始まり

スパイラルライフが新たに見つけた場所は

太陽と大地、水と空気とROCKと花

疾走しろ、スパイラルライフ!

車谷
「お花満開とか到達地点、あるいは達成というような意味なんですけど。過去の作品で実験室のようにいろいろなことをやってきて、そしてたどり着いたこのアルバムでスパイラルライフっていうのは良くもわるくもこーにしかならねーぜ!っていうのをバーンと打ち出せたと思うんでね。」

石田
「悩まなかったしね。何も悩まないでこれだけのものが出来たっていうのはいいことだよね。『FROURISH』っていうタイトルどおり満開に咲けたかな、という。」
RECOMMEND
SPAWN
SPAWN (JUGEMレビュー »)
AIR,AIR,AUDIO ACTIVE,AUDIO ACTIVE,MEAT BEAT MANIFESTO,カーティス・マントロニック,エイドリアン・シャーウッド
SPAWNのイメージアーティストとして抜擢され、車谷さんが大ファンであった「audio active」とのコラボレーションで完成された「SPAWN」の2枚組みピクチャー盤仕様ミニアルバム。audio activeによるリミックスはAIRのファーストアルバム「WEAR off」でも2曲提供されている事から、いかに車谷さんが気に入ってるがわかる。DISK1ではaudio activeとAIRによる共作を4曲。DISK2ではAIRのセカンドアルバム「MY LIFE AS AIR」の中から錚々たるアーティストがリミックスを手掛ける。今までのAIRのスタイルとは正反対の音なので、当時のファンは戸惑ったのではないだろうか。少々癖があるものの車谷さんのギターの色もしっかり残していて、今聴いても古臭さを感じないリミックスだと思います。

DISK2の1曲目では、なんとUKのダブ、レゲエシーンの大御所Adrian Sherwoodとaudio activeによる「die hard [polluted air mix]」が収録。これがまた二人の色が出ていて、深海をイメージさせる様なかなり良い仕上がり。以前audio activeのシングル「Free The Marijuana」をAdrian Sherwoodがプロデュースしたことから交流があったようです。(尚そのシングルはイギリスにてDJチャート1位を獲得)

2曲目の「everything, or everyone and everything, or peace[dis way mix]」では、これまたレゲエ・テイスト、ブレイクビーツで人気の「meat beat manifesto」がリミックス。こちらも心地良いダブステップ全開の仕上がり。

3曲目の「the Great Water,Gun Fight [mantronik single bullet formula] 」は. エレクトロ、ヒップホップでお馴染みの「Kurtis Mantronik」がリミックス。原曲を損なわず車谷さんのヴォーカルを生かした形の作品となっている。
RECOMMEND
FREAKS OF GO GO SPECTATOR
FREAKS OF GO GO SPECTATOR (JUGEMレビュー »)
スパイラル・ライフ
車谷浩司、石田小吉のソングライター、プロデューサーのチーム名をそのままタイトルにした「FREAKS OF GO GO SPECTATORS」。このミニアルバムの位置付けは、FURTHER ALONG、SPIRAL MOVEの作品に一区切りを付ける為に作られた企画ものセルフカバー集。帯には「SPIRAL LIFEの自画像」と書かれている。数々の名曲をもう一度見直す為に作られたのであろうF.O.G.G.Sの名にふさわしいアルバムとなってます。

ストリングス、アレンジには大御所「PAUL BUCKMASTER」を起用。デヴィッドボウイ、トレイン、エルトンジョン、その他映画のサントラなどのアレンジを主に手掛け、12モンキーズ、ディズニー映画のムーランなどを手掛けている。弦楽器を主にクラシック、ジャズチックで唸るようなストリングスのアレンジが特徴。ちなみにBUCKMASTERのアレンジはM1〜M3の曲のみです。「THE ANSWER」はレコーディングやLIVEなどに参加しているソリッドブラス(管楽器主体のバンド)の「村田陽一」さんがアレンジしてます。そしてMIXには、SONIC YOUTH、SOUND GARDEN等を手掛ける「RON SAINT GERMAIN」が参加。こちらは車谷さんが希望したのでは?と推測できますね。となると残りの最後の「GARDEN」は石田さん自らMIX?それとも寺田さんなのか?これだけはクレジットに何も記載されてないので分かりません。元AIRのドラムの「佐野康夫」さんもこのアルバムよりクレジットされました。又、ジャケットデザインは「河原光」さんが担当。やはり抜群なセンスを感じますね。

超豪華なメンツに囲まれたこの作品は、何回聴いても飽きのこない、上品で大人な雰囲気の落ち着いた仕上がりとなってます。夜更けに酒をたしなみながら、ジックリ腰を据えて聴く名曲たちも、別の角度から聴けばまた新たな発見があると思います。

スパイラルライフの代表曲と言っても良い最後の「GARDEN」は、アコースティックでシューゲイザーの要素もある、なんとも切ない感じに仕上がりで原曲と甲乙付け難い。後追いファンとしては、FLOURISHに収録されたロック調の「GARDEN」よりもこちらが先にリリースされているのがなんとも不思議ですが、車谷さんのインタビューでは、これは3rdアルバム(Flourish)に入る予定のデモバージョンと言ってます。


何度聴いても飽きない名作。この作品から抜け出すにはかなりの時間を費やすと思います。僕も相当ハマリました。

車谷
「そろそろ一区切りつく時期だから、楽曲を主体とした作品を残したかったんです。世の中にはこんなにいいメロディと歌詞とハーモニーが存在するんだぜ、つーのを強調した音作りで」

石田
「まず一つは、僕らのメロディの中にあるどこかしらノスタルジックな部分を生かすには、こういう方法を採るのが一番いいんじゃないかって考えがあったのと、二つ目は、単に僕が弦フェチだっていう(笑)」
RECOMMEND
MY LIFE AS AIR
MY LIFE AS AIR (JUGEMレビュー »)
AIR
AIRのアルバムは数あれど、「AIRを知らない人に何のアルバムを貸しますか?」と言われたら、僕は迷いなくこのアルバムを差し出す。アルバムのタイトルが示す通り、セカンドアルバムにしてAIRの集大成を表現した「金字塔アルバム」と言っても過言ではない。ややキレながら放つメッセージはとても力強く、ストレートに強烈な印象を植え付ける。反面、車谷浩司の心情が青く映し出された楽曲も多く、ファーストアルバムとはまた違った振り幅のある仕上がりになっている。ハードコア、グランジ、パンクロック、フリージャズとジャンルが入り混じった後の、アルバム最後に見せたオープンニング回帰的な夢心地構成には圧巻。「PROMISE SONG」の幻想的な歌詞と、異国のノスタルジックな曲調に合わせた車谷の囁く歌い方が、本当に気持ち良く心に染み渡る。

AIRファンなら誰もが「TODAY」の様な二人の甘いやりとりを夢見たのではないだろうか。

「大好きな人と一緒に聴きたい...」

そんなアルバムです。
激しい縦揺れの楽曲で使用したギターは「ジャガー」で、あとの曲は「ジャズマスター」で補っている。ちなみにこの当時使用していたジャガーはフェンダージャパンだが、既にこの頃からピックアップをダンカンのホットレールに換えて改造が施されている。フロントピックアップのプリセットスイッチの回路を大胆に取ってしまったのも大きな特徴で、以後AIRのラウドな楽曲では欠かせないギターとなる。

このアルバムのほとんどの楽曲に元ネタが存在しており、車谷浩司のフィルターを通した楽曲が多い。そういった面でも本当に骨の髄まで楽しめるアルバム。ぜひ元ネタを調べて車谷浩司のルーツに触れてみて欲しい。※当BLOG「車谷浩司ディスクガイド」参照。
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WEAR OFF
WEAR OFF (JUGEMレビュー »)
AIR,audio active
スパイラルライフ活動休止後、1996年に発売された作品。「ブレイク寸前だったスパイラルライフをどうして活動中止にしたのか?」が、この一枚を聞けば一発で理解できる。狂気に満ちたハイテンションで、奇声、罵声、怒号が飛び交う注目の一曲目はカセットテープのMTR(8ch)で録られたRainbow...まったく曲になってない。そして、病的な愛情を死んだカート・コバーンに注いだ曲の数々。そんな問題作のAIR ファーストアルバム。ブレイク寸前だったスパイラルライフでファンも沢山増えただろうに...。そんなファン達を攻撃的なノイズまみれの轟音で一気に削ぎ落とす。このCDを手にしたスパイラルからのファンは、誰もが「間違えて買った」と自分の耳を疑ったに違いない。デビューミニアルバムを聴いた時より大きな衝撃。BAKU、SPIRAL LIFEで見せなかった「車谷浩司」の感情をストレートに奏で、今後の方向性をしっかり示した道しるべ的な作品。

自宅でしっかりデモテープを作り「Under the sun」なんかは本人のドラムマシーンを駆使してNirvanaのそれっぽい雰囲気を出している。レコーディングには渡辺等、佐野康夫、山崎岳夫が参加。「Communication」はコミュニケーションとるのが苦手の本人が、死んだカートコバーンに向けて歌った曲。「Doubt」もカートに対するオマージュ的な曲と言っていい。ライブを想定して作り、アルバムの中では最後の方で作ったというのが意外。評判の良い「No kidding?」は一発録りでグルーヴ感がたまらない。「7&4」は本人が好きな数字。「Hair do」は「シングルカットを想定して作った曲」という記事もあるが、「シングルとして出すならしっかりとした形でとりたい。」と言ったインタビューもある。なぜシングルとして発売しなかったのかは不明。正式名称は「Hair Do - HIGH BLOOD PRESSURE」と思われる(JASRAC登録)。他曲同様にこれも自宅のドラムマシーンで打ち込み。このアルバムに収録されたほとんど曲は後期のライブで演奏することはなかったが、「Hair do」だけは演奏され続けたAIRの代表曲とも言えるシューゲイズな名曲。もうライブでこの曲が聴けないと思うと悲しくてしょうがない...。PVは車谷本人の意見が大きく取り込まれ、今は亡き愛犬「NERO」も出演している。最後のオーディオ・アクティヴがリミックスした「AIR」はボーナストラックの様な位置らしい。
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伝説の金字塔 SPIRAL LIFEデビューアルバム「FURTHER ALONG」が-20th anniversary mix-となって蘇る!!




SPIRAL LIFE
FURTHER ALONG-20th anniversary mix- [Limited Edition]

Release:2013/9/4
Label:SPACE SHOWER MUSIC

1.LIFE IS SPIRAL
2.MOON RIDE 記憶への着陸
3.ANOTHER DAY, ANOTHER NIGHT
4.RASPBERRY BELLE
5.GOING UNDERGROUND 地下鉄でいこう!
6.CHRONICLE 星のクロニクル
7.THE ANSWER
8.TURN!TURN!TURN!
9.I DON'T BELIEVE 日曜日はタイクツ
10.FURTHER ALONG もっと遠くへ


Bonus Disc

1.THE ANSWER(from FREE TRACKS)
2.LIFE IS SPIRAL(from FREE TRACKS)
3.LOVIN'SONG [コードネームは“G大作戦”](20th anniversary mix)




1993年9月1日に発売された伝説の金字塔アルバム「FURTHER ALONG」。SPIRAL LIFEはこの一枚から始まりました。デビューアルバムのくせに信じられない程の完成度。全曲石田さん作曲。全曲車谷さん作詞、二人が織り成す奇跡のハーモニー。美しいメロディラインと普遍的なポップス感。そこにエンジニアに寺田さん味付けし、プロデューサーの藤井さんや牧村さんでしっかり骨組みを固める。SPIRAL LIFEの全てが詰まった渾身の作品がこの「FURTHER ALONG」でした。



篠原(元ポリスター)
「BAKUの車谷ってヤツがバンドを解散するんだけど、一緒に演るヤツを探してる。お前会ってみるか?」



車谷
「4曲入りのデモテープを聴いて、パパっとひらめくっていうか。通じるものがあったんですよ。初めて会った時から何かできる!!って直感があった。」

車谷
「いいメロディーしか出てこないから信頼できるよ。」

石田
「初めて会った時は、音楽すげーよく聴いてるなと。」

石田
「90年代に何を残していく意味があるのか、追求していけるように」

石田
「自分にとって初めてのレコードですから喜びはもう...涙なしには...」


車谷
「偏見なんて怖くないですよ。聴いてくれればどんな人も納得させる。それくらの自信ありますもん。」





石田・車谷
「デビューアルバムでここまでのものを作るヤツはいないっ」







あれから20年...石田ショーキチさんデビュー20周年記念として当アルバムのリミックス盤が発売となりました。本当は15周年の頃に発売したかったとの事でしたが、色々と諸事情あって今年発売になりました。石田さんが20周年と言う事はスパイラルライフもデビューして20周年ということにもなり、今年はファンにとっては色んな意味で期待してしまう年。

「20周年を記念して復活」「いや復活なんてありえない」という議論はそこらじゅうで行われており、ファンなら誰しも何か起こらないかと期待したと思います。そんな中、石田さんご本人で1stのリミックスを手掛けることになり、素晴しい形で20周年を迎えました。

リミックスを作るにあたって、最大の問題はマスターテープの一部腐食によるデータ欠損で、「マスターに近い音源をどのように再現するか」だったようです。その辺は石田さんのオフィシャルサイトのポッドキャストで聞く事ができます。
http://scudelia.net/gallery/

また、このリミックスを聴くにあたって、このポッドキャスト、それから先日行われたアルバムリリースパーティー「FURTHER ALONG 20th anniversary TALK」の内容が「ポプシクリップ。」に掲載されるので、ぜひCDと合わせてチェックするとより楽しめると思います。




さて...肝心の音源についての感想について少し書こうと思います。

石田さんは出来る限り原曲には手を加えず、当時のボツテイクなどをひっぱり出して新たにミックスダウンしたそうです。トークショーではその辺をこと細かく説明してくれて、決して「リマスタリング」とは違い「ミックスダウン」のやり直しなんだと口酸っぱく言ってました。

分かり易く言うと、最後にフェードアウトして行く部分をフェイドアウトしないで演奏しきった音源をそのまま使ったり...ボツになった当時テイクを加えたり、オリジナル盤ではあまり目立たなかった打ち込み部分が際立ってたりといった感じでしょうか。ほんの一例ですが。

オリジナル盤は少し曇りがかったような感じですが、リミックス盤はクッキリハッキリした音です。SHM-CDなんかとは比べものにならないくらいの違いがあります。

僕が一番好きなのはANSWERです。イントロ部分の打ち込みが強調されてカッコ良かった。あぁこんな音出してたんだ、今まで気付かなかったな...と。

MOON RIDEはガレージっぽさが強調されて、より荒々しくなってます。ちなみにこの曲はジーザス&メリーチェインがビートルズをやったらどうなるかというコンセプトで作られたそうです。(一部の雑誌では間違えてジーザス・ジョーンズと記載されてますが、ジザメリの間違い。)

嬉しいことに全ての楽曲が時間が長くなってました。ANSWERなんか1分以上も長くなってます。

ボーナスディスクのLOVIN'SONGは音圧がすごかったけど、僕はオリジナルの方が好き...かな。

まだまだ沢山細かい部分あるんですが長くなるので割愛しますw
オリジナルと聞き比べてどこが違うか見つけるのも楽しみのひとつですね。





14ページにもおよぶライナーノーツが付いており、鹿野淳さん、牧村憲一さん、石田さんの濃厚な解説が綴られてます。ある意味CDよりも重みのあるこの濃厚なブックレット...。




リミックス盤はオリジナル同様赤盤。




ボーナスディスクは青盤となっている。




4枚の「FURTHER ALONG」。左下が初回限定のオリジナル盤。石田ショーキチ名義になってからの石田さんのサイン入り。左上が再販盤でケースなし。右上がSHM-CD 盤。右下が今回の「-20th anniversary mix-」盤。この他にサンプル盤が存在する。




裏面。リミックス盤はバーコードが無くなりシンプルに。




リミックス盤はライナーノーツの別紙が増えたので若干厚い。




オリジナル初回限定盤とはケースの入れる向きが違う。オリジナル盤は縦に、今回のリミックス盤は横に入れる仕様。











ライナーノーツ読み終えて全曲聴き終わった後、後追いの僕でさえグっと込み上げるものがあり、これを初めて聴いた時の思い出や風景が頭の中を駆け巡りました。何度も再生を繰り返し、何度も歌詞カードをめくって、雑誌などの資料を夢中で漁ったあの時の熱い思い出!!スパイラルライフのファンならわかりますよね?

「気付いたら何回もリピート再生」
「え?この人達って2人のユニットなの?」
「この曲ってどっちが作曲作詞してるの?」
「この元ネタってさ...」

そんな記憶がガガーっと降って来る訳ですよ...。

これは当時リアルタイムでスパイラルライフを聴いてた人や、オリジナル盤を1993年9月1日の発売日に買った人なんかは、本当に言葉で言い表す事ができないでしょうね。

間違いなく号泣します。


二人が60年代まで遡り、90年代に再構築されたサウンド・オブ・マイ・ジェネレーション。20年経った今でもみんなの心の奥に強く鳴り続けています....。









【関連資料】
1993年〜1994年発行PATiPATi、B-PASS

【関連記事】
・SPIRAL LIFEの全SHM-CDを買ってみた
・2013.09.01 TOKYO CULTURE CULTURE「FURTHER ALONG 20th anniversary TALK」
・石田ショーキチ デビュー20周年企画「FURTHER ALONG -20th anniversary mix-」リリース決定!
・石田ショーキチデビュー20周年を記念してスパイラルライフの金字塔1stを再ミックスダウンして発売!!











おまけ


残念な事にこのリミックス作品には車谷さんは一切手を加えていない。「石田くんの好き勝手にやっていいよ」とのことだったらしい。

20周年なんだから、ちょっとくらいやってくれてもいいいのにと思うファンももちろん居るだろう。


車谷さんは過去を振り返らない人...


BAKUもそうだった。Spiral LifeもAIRの時代に一回だけ湯川トーベンさんのイベントでGardenを演奏しただけ。しかもあの時はアコースティックギター。AIRではGG11で一日限りの復活をしたのが記憶に新しいが、その時もだいぶ悩んだようだ。



過去の車谷浩司よりも

今の車谷浩司

LaikaCameBackを見てくれ!!




と心の中で叫んでるのかもしれませんね....。

最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。














| SL RECOMMEND | 22:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
ついに辿りついた花満開の風景、それは終わりを告げていたスパイラルライフ3部作の最終章!「FLOURISH」
 



SPIRAL LIFE 「FLOURISH」

Release:1995/6/25
Label:POLYSTAR

01.GARDEN
02.FLOWER CHILD ~0113~
03.MAYBE TRUE ~RON SAINT GERMAIN REMIX~
04.I SAW THE LIGHT ~KALEIDOSCOPE WORLD~
05.STEP TO FAR
06.TRUST ME
07.DANCE TO GOD
08.CHEEKY
09.LET ME BE
10.HERSEE'S CHOCOLATE ~BRASSED REMIX~
11.NERO


スパイラルライフにとってとても重要な位置にある3rdアルバム「FLOURISH」。やっと世間に注目され始めたころではないだろうか。やはりこのアルバムが浮上してきたのはスパイラルライフの名曲であり代表曲とも言える「GARDEN」の存在が大きいと言える。一般に、スパイラルライフって言えば?=GARDENというイメージなのではないだろうか。当時のファッションバラエティー番組「浅草橋ヤング洋品店」でも使用された。USの油ぎった匂いがプンプンする荒いガレージっぽさと、車谷さんの描く全英詞が見事にマッチし、ギターポップからロックへ豪快にシフトチェンジして、完全に許容範囲をオーバーした初期衝動を放っている。

この作品でフルアルバムの3枚目を迎えるが、本人達から言わすとスパイラルライフ3部作の内の最終章らしい。アルバム名である「FLOURISH」とは「花が満開」ということで、ある意味それは「最頂点」であり、逆に終わりを告げているようにも解釈できる。1stや、2ndのように2人で作品を作り上げるというよりも、車谷さん、石田さんが独自の世界感を見せている感じもする。 車谷さんにとって「CHEEKY」と「NERO」は特別な思い入れのある曲のようだ。それは歌詞からもわかるように何の飾りもなく綴っていること。今まで二人称のテーマは少なかったので、ここまで深いく掘り下げた事に心境の変化も伺える。

クレジットを見てみると前回のミニアルバム「FREAKS OF GO GO SPECTATOR」でリミックスを担当した「RON SAINT GERMAIN」が今回も「MAYBE TRUE」、「HERSEE'S CHOCOLATE」の2曲をリミックス。原曲を損なわないバランス調整と言った程度のリミックス。

シングルのGARDENは、アルバム「FLOURISH」の約2ヶ月後にリリースされている。アルバムの反響が大きかったので、後からプレスしたようだ。

僕はスパイラルライフの中で、#4「I SAW THE LIGHT」が一番大好きな曲で毎晩遅くまで聴いてました。石田さん作詞作曲で、車谷さんのリードボーカルな曲にハズレはありません。石田さんが敬愛する「Todd Rundgren」にも名曲として同タイトルがあります。故に同タイトル名を付けた事に思い入れも強かったのではないかと勝手に推測してます。この曲を聴く度になぜか切なく寂しい気持ちになり、ついつい浸ってしまいます。詩は「人生は万華鏡のように一度足りとも同じところには戻らない」といった意味合いがあるらしい。

石田さんはスパイラルライフ以降のプロジェクトで何度か「I SAW THE LIGHT」
「DANCE TO GOD」「STEP TO FAR」などセルフカバーを演奏してくれてます。

車谷さんも一回だけAIRの時に「GARDEN」をアコースティックで演奏してます。2005.09.18下北沢440(four forty) 「秋のとーべん祭り」で、当時スパイラルライフのベースをサポートしてくれた湯川とーべんさんに無理やり?唄わされてました。



帯のコメント


始まりの終わりと始まり

スパイラルライフが新たに見つけた場所は

太陽と大地

水と空気とROCKと花

疾走しろ、スパイラルライフ!






車谷
「お花満開とか到達地点、あるいは達成というような意味なんですけど。過去の作品で実験室のようにいろいろなことをやってきて、そしてたどり着いたこのアルバムでスパイラルライフっていうのは良くもわるくもこーにしかならねーぜ!っていうのをバーンと打ち出せたと思うんでね。」



石田
「悩まなかったしね。何も悩まないでこれだけのものが出来たっていうのはいいことだよね。『FROURISH』っていうタイトルどおり満開に咲けたかな、という。」








「GARDEN」 訳:車谷浩司


相変わらずの私

私を希望に染めてくれ

思想は言葉によって現される

あなたに言っておきたい事がある

あなたは言いたい事を言わなければならない

魂を売る必要なんて何もないんだ

何のヒントもくれないし

何も思い出させてくれない

最後の言葉が出てくるまで待とう

さぁあの庭へ立ち返ろうそして笑おう!






参考資料
・THE MUSIC MASTER No.33 1995年5月20日発行
・SPIRAL LIFE@SPEAK EASY





初回限定盤はデジパッケージ仕様。CDの本体のパッケージは上のジャケットとなる。まるで少年の様な車谷さん。小僧とも言う。




初回限定に付属するフォトブック「GODD PHOTOGRAPHS AND BAD GRAPHICAL BOOKLET」のジャケット。




「FLOURISH」リリース後、HMVのフリーペーパー「THE MUSIC MASTER」にて表紙を飾った。




アナログ盤のジャケットも後期のデザインを担当した河原光。アナログ用に別のジャケットを用意。










アナログには上記の写真が入った紙が入る。裏にはクレジットが掲載。





スパイラルライフを世間に知らしめた名曲「GARDEN」。一度聴いたら忘れられないメロディー。ちなみにミニアルバム「FREAKS OF GO GO SPECTATOR」に収録されたアコースティックなシューゲイザー路線の方が先にリリースされ、そちらはデモバージョン扱いとなっている。





ミュージックステーションに出演した時の「MAYBE TRUE」。マンドリンはASH、ドラムは向山テツ。





石田さんが中心になって動いた「MOTORWORKS」。元L⇔R黒沢建一、石田ショーキチ、SPITZの田村明浩によるドリームプロジェクトで「DANCE TO GOD」をカバーしてます。車谷さんのヴォーカルを黒沢さんが担当。これはこれで何とも深い喜びである。上記Youtubeではこの曲で終了してますが、他の公演ではこの曲から休む間もなくThe Beatles「Tomorrow Never Knows」に雪崩れ込みます。この流れがまた最高に素晴らしかった!




CHEMISTRYの堂珍がカバーした「STEP TO FAR」。アルバム「HOT CHEMISTRY」に収録。原曲よりスローでさすがに歌がうまい。よく聴いてるみるとアナログ感のノイズもプチプチと入っていて意外と作りこんでいる。数ある名曲の中であえて「STEP TO FAR」を選曲するところもよい。



【関連記事】
・伝説の金字塔アルバム SPIRAL LIFE「FURTHER ALONG」
・SPIRAL LIFEの過度期における象徴的な2ndアルバム「Spiral Move TELEGENIC2」
・ストリングスのアレンジを全面に打ち出した「FREAKS OF GO GO SPECTATORS a.k.a. SPIRAL LIFE」







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ストリングスのアレンジを全面に打ち出した「FREAKS OF GO GO SPECTATORS a.k.a. SPIRAL LIFE」
 



SPIRAL LIFE
「FREAKS OF GO GO SPECTATORS」


Release:1995/03/25
Label:POLYSTAR

1.WHERE'RE YOU FROM? WHERE'YOU GOING?
2.(DON'T TELL ME NOW!)PLEASE PLEASE MR.SKY
3.ANOTHER DAY,ANOTHER NIGHT
4.THE ANSWER
5.GARDEN



車谷浩司、石田小吉のソングライター、プロデューサーのチーム名をそのままタイトルにした「FREAKS OF GO GO SPECTATORS」。このミニアルバムの位置付けは、FURTHER ALONG、SPIRAL MOVEの作品に一区切りを付ける為に作られた企画ものセルフカバー集。帯には「SPIRAL LIFEの自画像」と書かれている。数々の名曲をもう一度見直す為に作られたのであろうF.O.G.G.Sの名にふさわしいアルバムとなってます。

ストリングス、アレンジには大御所「PAUL BUCKMASTER」を起用。デヴィッドボウイ、トレイン、エルトンジョン、その他映画のサントラなどのアレンジを主に手掛け、12モンキーズ、ディズニー映画のムーランなどを手掛けている。弦楽器を主にクラシック、ジャズチックで唸るようなストリングスのアレンジが特徴。ちなみにBUCKMASTERのアレンジはM1〜M3の曲のみです。「THE ANSWER」はレコーディングやLIVEなどに参加しているソリッドブラス(管楽器主体のバンド)の「村田陽一」さんがアレンジしてます。そしてMIXには、SONIC YOUTH、SOUND GARDEN等を手掛ける「RON SAINT GERMAIN」が参加。こちらは車谷さんが希望したのでは?と推測できますね。となると残りの最後の「GARDEN」は石田さん自らMIX?それとも寺田さんなのか?これだけはクレジットに何も記載されてないので分かりません。元AIRのドラムの「佐野康夫」さんもこのアルバムよりクレジットされました。又、ジャケットデザインは「河原光」さんが担当。やはり抜群なセンスを感じますね。

超豪華なメンツに囲まれたこの作品は、何回聴いても飽きのこない、上品で大人な雰囲気の落ち着いた仕上がりとなってます。夜更けに酒をたしなみながら、ジックリ腰を据えて聴く名曲たちも、別の角度から聴けばまた新たな発見があると思います。

スパイラルライフの代表曲と言っても良い最後の「GARDEN」は、アコースティックでシューゲイザーの要素もある、なんとも切ない感じに仕上がりで原曲と甲乙付け難い。後追いファンとしては、FLOURISHに収録されたロック調の「GARDEN」よりもこちらが先にリリースされているのがなんとも不思議ですが、車谷さんのインタビューでは、これは3rdアルバム(Flourish)に入る予定のデモバージョンと言ってます。


何度聴いても飽きない名作。この作品から抜け出すにはかなりの時間を費やすと思います。僕も相当ハマリました。



「SPIRAL LIFEの自画像」




車谷
「そろそろ一区切りつく時期だから、楽曲を主体とした作品を残したかったんです。世の中にはこんなにいいメロディと歌詞とハーモニーが存在するんだぜ、つーのを強調した音作りで」


石田
「まず一つは、僕らのメロディの中にあるどこかしらノスタルジックな部分を生かすには、こういう方法を採るのが一番いいんじゃないかって考えがあったのと、二つ目は、単に僕が弦フェチだっていう(笑)」









一番大きいのがアナログ盤、左下がSHM-CD仕様、右下が初回限定アナログジャケット仕様のCD。尚、アナログ盤のみボーナストラックとしてPAUL BUCKMASTERアレンジの「21st Century Flight」のインストが入る。これはシングル「GARDEN」にも後に収録されるが、アレンジが良いだけに歌入りで聴いてみたかった...。





アナログ盤のみクレジットの裏に上記二人の写真が入る。ちなみに上記ショットは何パターンかあり、雑誌などで違うポージングの写真が存在する。






【参考資料】
音楽と人 1995年5月号
GB 1995 5月号

【関連記事】
・伝説の金字塔アルバム SPIRAL LIFE「FURTHER ALONG」
・SPIRAL LIFEの過度期における象徴的な2ndアルバム「Spiral Move TELEGENIC2」



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SPIRAL LIFEの過度期における象徴的な2ndアルバム「Spiral Move TELEGENIC2」
JUGEMテーマ:SPIRAL LIFE (スパイラルライフ 車谷浩司・石田小吉)


01.THEME OF TELEVISION?(テレビジョンのテーマ)
02.PEOPLE
03.(DON'T TELL ME NOW!) PLEASE PLEASE MR.SKY (空に鳥がいなくなった日)
04.LOCOMOTIVE
05.PHOTOGRAPH
06.20TH CENTURY FLIGHT(光の彼方へ)
07.JET BLACK(ハロー マイフレンド)
08.BLUE RUBBER BALL
09.MYTHS OR PHYSICS?
10.IN ONE'S BOYHOOD(コーヒーカップで泳ぐ少年)
11.GRENADE [MONO MIX](あの娘と地球)
12.WHERE'RE YOU FROM? WHERE'RE YOU GOING?


 ソフトロックにハウス、ゴスペルにサイケとごった煮状態で大変なことになっている2ndアルバム「SPIRAL MOVE TELEGENIC 2」。スパイラルライフの中期にあたる作品。ファーストのまとまりのある「FURHTER ALONG」とは違い、今回はそれぞれの曲に違うスタイルが取り込まれている感じ。本人達のやりたいことをやったらこんなんなっちゃったという仕上がり。かと言ってグダグダなアルバムになってないのがまた二人の素晴らしいところだ。今作もとろける様なあの美しいハーモニーは健在。驚くことにオリコンでは最高順位10位をマーク。これはスパイラルライフの中では最高順位に値する。という事は単純に一番人気のあるアルバムなのだろうか?というと、どうやらそうでもないらしい。

二人にとって「FUTHER ALONG」そしてこの「Spiral Move」はとっても重要な作品であり、何度も雑誌やテレビのインタビューで「この二つの作品で全てを出し尽くした」と話している。このアルバムについて車谷さんは「スパイラルライフの"引き出し"を全て引き出してみたい」と言い、石田さんは「自分たちの"振り幅"を提示したってことでもある」と会報(SPY)で語っている。

アルバムのテーマは「テレビジョン」であり、チャンネルを変えると色鮮やかな景色や風景が頭の中を駆け巡るというまさにピッタリのアルバム名。サブタイトルにある「TELEGENIC 2」は、テレビ映りの良い2人という意味らしい...。

歌詞は前回のFURTHER ALONGと比べより具体的に、そして開放的になっており、特に「PEOPLE」は少年に芽生えた人種差別を唄った歌詞には心を撃たれました。「LOCOMOTIVE」なんかもわりと主張されていると思います。

「WHERE'RE YOU FROM..」はライブのエンディング定番ソング。「MYTHS OR PHYSICS」の最後の方で「ランランランラ〜ラ♪」と歌ってるのは同門レーベルWitsでもお馴染の嶺川貴子さん。なぜか本人希望で名前は「SUE TISSUE」という名でクレジット。ライブにも参加してくれた事もありました。元スクーデリアエレクトロの吉澤英二さんもこのアルバムよりクレジットされています。

歌詞、曲共に元ネタが多数存在するので、そういった面でも楽しめるアルバムだと思います。



言うまでもないですが、間違いなく今後語り継がれるべき名盤です。




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伝説の金字塔アルバム SPIRAL LIFE「FURTHER ALONG」
SPIRAL LIFE
「FURTHER ALONG」


Release:1993/9/1
Label:POLYSTAR

1.LIFE IS SPIRAL
2.MOON RIDE
2.ANOTHER DAY ANOTHER NIGHT
3.RASPBERRY BELLE
4.GOING UNDERGROUND
5.CHRONICLE
6.THE ANSWER
7.TURN ! TURN ! TURN !
8.I DON'T BELIEVE
9.FURTHER ALONG 

車谷浩司、石田小吉の2人が放つ渾身のデビュー1stアルバム。ある意味Spiral Lifeはこの一枚で答えを出していたのかもしれない。後に自分たちを苦しめる形となる「SOUND OF MY GENERATION」というスローガン的なものを掲げ、試行錯誤段階の時期にもかかわらずこの完成度の高いメロディーの数々には、人によっては重度の中毒症状を起こす。私もこのアルバムによって良くも悪くも人生を狂わされたうちの一人。これを聞かなかったらきっと音楽というものに興味が湧かなかったと断言できる。それだけ思い入れのあるアルバムです。当BLOGのタイトル「Psychedelic Bus」もこのアルバムから取りました。さて、アルバムの話ですが、1stということで癖のある楽曲達を選曲しがちだと思いますが、このアルバムに収録された曲は聞きこごちの良いギターポップばかり。決して大胆な作りではないんだけど、気が付くとリピートしてしまう曲が多く、丁寧に作られた印象が強い。一番の魅力はやっぱり車谷さんと石田さんによる究極のツインボーカル。この二人の放つハーモニーは、最初何の説明なければ一人二役でハモってるのかと聞き違えるくらい似ていて、とても美しい。曲の構成はほとんど石田さんが溜め込んでいた曲を提供して、作詞は車谷さんが担当したようだ。3:Another day Another nightの泣きメロと切ない詩、続けざまにかかる4:Raspberry Bellが心に染み渡ります。Spiral Lifeを聞いた事がない人は、まずこの1stを手に取ってほしい。他の2枚を聞いても結局1stに戻ってくることが多いのではないだろうか。セールス的な意味ではなく、作品的な意味で二人が未だに越えられない壁...それはこの「FURTHER ALONG」だったと、活動中止から10年以上経った今も私は強く思う。



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